カテゴリー : 地形・地質/page-1

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二価鉄を求めて-前編

重要だけど扱いにくいものでもある二価鉄 前回までの記事までで、 植物の光合成では多量な二価鉄を必要としていて、 植物は二価鉄を得る為に光合成産物の一部を使用して調達する ということを記載した。 二価鉄は過剰症になりやすい ということも記載した。 二価鉄と言えば思い出すのが、 岐阜県の飛騨小坂にある巌立峡(がんだてきょう)だろう。 飛騨小坂の巌立峡 巌立峡とは火山の噴火により形成された溶岩流が川の風化作用によって削られてできた渓谷で、 現在も溶岩流...

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Soil & Geoロガーで現在地の土質と地質を調べよう

スマホのAndroid端末で現在地の土質と地質を簡単に知ることが出来ないか? とAndroidアプリの開発に挑戦してみた。 Go MobileでAndroidアプリの実行までを見てみる 最初はGo Mobileで開発しようとしたけれども、 Go Mobileはアニメーションが主体で、ボタンを設置するという簡単なアプリには今のところ不向きということで、 HTML5のService WorkerとIndexed Databaseを組み合わせて、 オフラインでも動作するWebアプリにし...

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続・栽培と畜産の未来のために補足

前回の続・栽培と畜産の未来のためにの続きで、 家畜糞 + 木質系の有機物 + イネ科緑肥で本来償却されるべき資源を有効活用することで、 焼却処分する有機物の量を減らしつつ、生産性を高めるような流れが出来たら良いな と記載した。 この話、 大事なことを忘れている。 それは、 緑肥を栽培するような土壌は、 連作等や施肥設計で無茶をした土壌であることが多いため、 カリ不足になっていることが多い。 あそこの畑がカリ不足 カリ不足なら家畜糞にふんだんに含まれているからなん...

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とある農村を変えたキノコたち

農文協の現代農業9月号の廃菌床の特集で紹介していただきました 現代農業9月号の原稿を作成している時、 キノコについてを色々と調べていたのだけれども、 その際に興味深い内容を聞いた。 クレジット:photolibrary 木質系の資材で堆肥を作りたければキノコ栽培から学べ リグニンの分解に関与する白色腐朽菌 キノコの栽培は貧困の村において外貨を稼ぐことが出来るようになった一つの産業だったらしい。 ここでいう貧困というのは特に目立った名産のない地域を指し、 ...

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硬いチャートの表面で土ができる

唐突だが、 スコリアという多孔質の塊 発泡している火山岩(玄武岩 or スコリア等)や 記憶の中では真砂土は白かった 全体は硬いけれども、部分的に脆い花崗岩であれば、 風化して土になるのはイメージしやすいけれども、 花崗岩から真砂土へ チャートという海の圧で固められ、 固まる時に二酸化ケイ素を集めて更に固い岩が風化するのはイメージが難しい。 話は変わって岩が土になる時に 最初に地衣類が岩肌について表面から削る...

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火山灰に含まれる粘土鉱物たち

写真:高アルカリ性の温泉から土を考える 先日、 肥料として売られている粘土鉱物の中に黒っぽい砂が入っているけれども、 この黒っぽい粒子は一体何なのだろう? という話題があった。 粘土鉱物肥料は2:1型の粘土鉱物で、 これらは火山灰が海に堆積して含水鉱物として変成したものである。 注目の資材、ベントナイトについて知ろう ブルカノ式火山の火山灰の土としてのポテンシャル 火山灰は玄武岩質から安山岩質と粘性が比較的低い火山から火山灰で形成されている。 玄武岩を磨く...

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P/T境界の露頭からわかること

] ※露頭の横にあった看板に記載されていた図 三和町莵原下のP/T境界の記事で 京都府福知山市の指定文化財であるP/T境界の露頭に到着したところまで記載した。 今回の話をする前に少しだけP/T境界について復習しておくと、 P/T境界というのは古生代のペルム紀と中生代の三畳紀の時代の境を指す。 地質学では時代境界は新たな生物種の誕生を指標にしていて、 この境界を堺に恐竜誕生以前(古生代)と恐竜誕生以降(中生代)に分けられる。 今回の境界の大きな特徴として、 ...

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三和町莵原下のP/T境界

メタンハイドレートと火山活動の記事で 恐竜が誕生する三畳紀という時代の前に、 史上最大の大量絶滅があったかもしれないということを記載した。 最大の大量絶滅の要因は色々と説があるけれども、 その中で最有力なものとして無酸素状態というものがある。 無酸素状態であったという記録は地層に刻まれていて、 P/T境界と呼ばれている。 ※読み方はP/Tでピーティー P-T境界 - Wikipedia この記録を自分の目で見てみたいと、 P/T境界のことを検索してみたら、 京都...

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メタンハイドレートと火山活動

好気性メタン資化性菌によるメタンの酸化の記事までで、 海底の底でメタンハイドレートが生成され蓄積したり、 空気中に放出されたメタンが酸素を消費して二酸化炭素へと変わることを見た。 これらを踏まえた上で、 やっと恐竜と石炭と酸素の話の続きをすることが出来る。 今までの話を簡単にまとめると、 ※上の図は地質時代 - Wikipediaより引用 古生代に石炭紀という時代があり、 この時代は巨大なシダが繁茂していたとされる。 巨大なシダが巨大になるに当たっての最...

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雨と川の作用で有機物が海底へ運ばれる

太古の国王も洪水に悩んでたんだってよ 大雨の最中や翌日に川を見ると、 混濁した水が流れている。 この水はどこに行くのか?と言えば、 もちろん下流から海へを流れる。 この混濁した水には何が含まれているのか?といえば、 上流にあった砂利とか土とかだろう。 土にだけ焦点を絞ってみると、 土壌のアルミニウムが腐植を守る 土といえば(粘土)鉱物と有機物で、 有機物と言えば炭素を含んだ化合物で糖とかタンパクとか それらが分解された時に発生する有機酸等も有機物...

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恐竜と石炭と酸素

今回の記事は地球について興味を持ち始めた駆け出しのペーペーが なんとなく思ったことを書いてみたものになるので、 内容の正誤は大目に見て暖かく見守っていてください。 恐竜好きな子は多いらしい。 ひょんなことから我が家でも恐竜についての話題が挙がることが多くなってきた。 良い機会なので恐竜についての本を読んでみることにした。 恐竜は個体差に依るけれども、 大きいもので10メートルを超える種というものが結構な数いる。 現在陸上で生息する生物で最も大きいものはゾウ...

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ミカンの木は砂地を好む?

ハウスミカン栽培の銅欠乏 前回、ハウスミカンの栽培条件を挙げた。 その中に水はけが良いところというものがあることを記載した。 これを踏まえ、興味深い話を聞いた。 興味深い話の前に今回のハウスミカンの栽培地の地質図を調べてみると、 20万分の1日本シームレス地質図 花崗岩質の深成岩で形成された山の標高の高い個所であった。 花崗岩が風化すればSiO2含有量が非常に高い真砂土という砂土になる。 花崗岩から真砂土へ SiO2というのは二酸化ケイ素のことで非常...

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ラドン温泉の北投石

昨年から温泉の仕組みにハマっていて、 温泉についてわかっていることをいくつか読んだ。 温泉の中にはラドン温泉というものがあり、 地下深くにある岩石内の放射性の鉱物が放射性崩壊を起こした際の熱エネルギーで温水になるものがある。 放射性の鉱物の放射性崩壊なので、温泉から放射能が検知される。 温泉によってはそれなりに被爆する量が放出されているものもあるらしい。 従来の温泉の理論では説明できなかった有馬温泉 浅川町付近にある温泉 これらの話を踏まえた上で本編 先...

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大震災の姿を残す野島断層

先日の淡路島での研修会の帰り道 淡路島のアイ・エス・フーズさんの社内研修で予防と緑肥の活用の話をしました ふとしたきっかけで北淡に行く機会が出来た。 北淡のインターを降りてすぐに野島断層という看板が目についた。 野島断層といえば天然記念物に認定された超有名な断層だ。 なぜ有名なのか?というと、 阪神・淡路大震災の地震が発生した時、 どのように地形が変化したのか?が当時のまま保存されているからで、 地震という自然現象が如何に強烈であるか?を体感出来る。 というわけで行...

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断層破砕帯を見に花折断層へ

京都と福井県の小浜を結ぶ鯖街道に行ってみた。 鯖街道というのは若狭湾(小浜)で水揚げされた鯖を京都まで運んだ街道のことで、 この街道は花折断層と呼ばれる右横ずれ断層を利用して作られたらしい。 今回行った場所は花折トンネルから朽木という地域までの間で、 上の地図でいうところのちょうど真ん中あたり。 なぜここに行きたかったか?というと、 商品詳細 - 3D地形図で歩く日本の活断層 - 創元社 先日の棚倉の2つの断層の時にも挙がった上記の本で、 ...

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川に落ちている石を頼りに肥料の鉱山を探す

株式会社誠文堂新光社 / 日本の石ころ標本箱 日本の各川で何の石があるか?が記載された本がある。 最近ちょくちょく行くようになった仙台にはどんな土があるのだろう? と宮城県のページをめくってみたら、 仙台市の名取川というところで、 株式会社誠文堂新光社 / 日本の石ころ標本箱 44ページ モルデン沸石ことゼオライトが採石できるらしい。 ゼオライトといえば土壌改良の効果が高いとされる粘土鉱物の一種で、 ホームセンターの肥料売り場でも売られていることがあるらしい。...

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花崗岩が崩れ土になっていく

棚倉構造線の棚倉西断層 棚倉の西断層より西側に山本公園というところがあり、 この公園には川があって、 川の横にはキャンプ場がある。 この川に訪れた時、 崖の一部が崩れ、崖付近には近寄れなくなっていた。 この崖の個所の地質を先に調べておくと、 20万分の1日本シームレス地質図 崖崩れが発生していた個所(ピンの右側)は花崗岩質の深成岩となっている。 五代松鍾乳洞横にあったスカルン鉱床 崖崩れ個所には近寄れないが、 ...

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浅川町付近にある温泉

美味しいコメを求めて福島県の浅川町へと小松寅吉の飛び狛犬様と福貴作石の記事で福島県石川郡にある浅川町を訪れた。 美味しい米が収穫できる個所もありつつ、 ツアーを組まれる程の魅力のある狛犬様がいるわけだけれども、 浅川町付近には何らかの品評会で優秀な成績を収めた温泉がある。 帰宅後、浅川町付近にある温泉で色々と調べてみて、 特に目を引いたものをピックアップしてみると… とその前に 浅川町の位置を再度確認してみると、 20万分の1日本シームレス地質図 先日紹...

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小松寅吉の飛び狛犬様と福貴作石

美味しいコメを求めて福島県の浅川町へ 先日美味しい米を求めて、福島県にある浅川町というところを訪れた。 この浅川町というのが福島県の白河市に隣接したところに位置している。 この白河一帯で興味深い文化遺産?があり、 その手のマニアにとっては一日あっても足りない地域であるらしい。 というわけで、 文化遺産を案内していただいた。 記憶が正しければ、訪れたのが 神宮寺の横にある鹿島神社というところで、 鳥居をくぐり、階段を登った先に ...

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美味しいコメを求めて福島県の浅川町へ

棚倉東断層の強アルカリ温泉 前回までの棚倉構造線の断層の話で福島県に訪れたわけだけれども、 棚倉西断層と東断層を見ることが福島を訪れた主の目的ではなく、 棚倉から北に10km程離れた浅川町というところに行くことが主の目的だった。 話の発端は、知人の出身である浅川町で局所的ではあるが、 非常に美味しいコメが収穫できる地域があるという話題が挙がった。 昨年出会った小滝のコメのことを伝えた後、 浅川町のコメが美味しいところの地質を確認してみたら、 興味深い地形に...

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