カテゴリー : 地形・地質/page-1

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ふくいのおいしい水 神谷の水

恐竜博物館の前から石川県方向の山に向かう道路を進むと、 少ししたところで水車が目に付く。 近づいてみると ふくいのおいしい水 神谷の水が飲める場所であった。 絶えず水が出続けており、 この水を飲んでみると、あっさりとした飲みやすさで美味い水だった。 看板を読んでみると、 700m先の山の中腹にある岩の間から湧き出てきた水を引いてきているらしい。 周辺の山がどんな地質であるのかを確認してみると、 20万分の1日本シームレ...

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緩やかな傾斜地の芝生にクズ

六呂師高原の池ケ原湿原 岩屑なだれで出来た地形で、 湿地の少し上には 緩やかな傾斜が広がっていて、 そこは一面芝生のような植生になっていた。 芝生が広がっているところの一部で、 なんか一部葉が盛った個所がある。 近づいて見てみると、 クズがいた。 写真でいう右下方向に伸長している真っ最中だった。 これは放っておくと、 河原の土手にあるようなクズ王国が出来てしまう。 クズはおそらく河川敷の覇者だろう クズ...

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石炭紀を生きたスギナの祖先は大きかった

恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク 恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク - 福井県勝山市 恐竜博物館に訪れる前に事前準備として、 恐竜に関する書籍をある程度読んだ上で博物館に行った。 事前準備と展示の両方で時々目につく植物の進化の話。 博物館では以前植物に関する特別展示があったらしく、 博物館の書籍コーナーに特別展示の時に作成された書籍があったので、 購入して読んでみた。 FPDM: 博物館の出版物「恐竜のくらした森 ―恐竜は花を見たか?」 書籍のタ...

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樫ヶ壁と河岸段丘

六呂師高原の池ケ原湿原 前回の岩屑なだれにより形成された湿地に引き続き、 ※勝山市ジオターミナルにあった看板を撮影 湿地は上の図では右から二番目の標高の高い個所になる 看板に記載された左端の樫ヶ壁(かしがかべ)に行ってみた。 樫ヶ壁というのは、 岩屑なだれによって堆積した個所が付近にある一級河川の九頭竜川の作用によって削られ、 高さ50m、長さ約1.2kmの大きな壁が形成されたと考えられている。 上の図は川が流れているようには見えないが、 ...

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六呂師高原の池ケ原湿原

大矢谷白山神社の巨大岩塊 前回の記事で福井県勝山市のジオパークで、 山体崩壊によって発生した岩屑なだれで転がってきた巨岩を見た という内容を記載した。 ※勝山市ジオターミナルにあった看板を撮影 この地図で言うところの左から二番目の大矢谷集落で、 今回の記事では右側の六呂師高原に行った時のことを記載する。 六呂師高原は緩やかな傾斜が広がっていて、 酪農の牧場が広がっていた。 牧場をしばらく進むと、 池ケ原湿原の看板が見えてきた。 こ...

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大矢谷白山神社の巨大岩塊

恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク - 福井県勝山市 前回の記事で福井県勝山市にある 恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークに行ったという内容を記載した。 勝山ジオパークは古い地帯で日本で最も多くの恐竜化石を発掘した地域で有名であるけれども、 ※勝山市ジオターミナルにあった看板を撮影 火山活動関連の山体崩壊による岩屑(がんせつ)なだれによる地形も有名である。 山体崩壊 - Wikipedia 岩屑なだれが発生した地域は緩やかな傾斜となり、 スキー場として最適な地形となるた...

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恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク

恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク - 福井県勝山市 恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークに行ってきた。 このジオパークの概要を説明すると、 ジオパーク名にある通り、 日本で恐竜の化石が発掘された地域で、 日本最大級の恐竜博物館を拠点としたジオパークである。 FPDM: 福井県立恐竜博物館 恐竜博物館のある福井県勝山市は、 日本最古の地質帯である飛騨帯に位置し、 まだ日本列島がユーラシア大陸の東端にあった頃に付加された地域となる。 日本列島誕生。大陸...

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あの山に海底火山の跡はあるか?

二価鉄を求めて-後編までの話で、 植物の光合成には二価鉄が大事だけれども過剰症には注意という生理的なものから 安山岩、玄武岩質的火山から流れる川には有機酸でキレートされた鉄がある という内容を記載した。 これらの内容を踏まえ、 ここ最近、特徴のある地域をいろいろと行ってみて思ったことがある。 台風でも倒伏しないイネ 粘性の低い火山の火山灰(凝灰岩も含む)や火成岩を母岩とする地域では生育が良いという定説があるが、 ブルカノ式火山の火山灰の土としてのポテンシャル ...

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二価鉄を求めて-後編

二価鉄を求めて-前編-で鉱泉から含鉄(Ⅱ)の水質は山の岩石に因ることがわかるという内容を記載した。 山の岩石という内容で挙げておきたいのが、 かんらん石、輝石や角閃石といった有色鉱物だろう。 これらの鉱物には鉄やマグネシウムを含むだけでなく、 他の様々な微量要素を含む鉱物もある。 その中でも更に取り上げたいのが、 かんらん石だ。 かんらん石といえば、今まで苦土とケイ酸の話題として挙げた。 栽培にとっての苦土の基のかんらん石 植物はどのようにしてシリカを吸...

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二価鉄を求めて-前編

重要だけど扱いにくいものでもある二価鉄 前回までの記事までで、 植物の光合成では多量な二価鉄を必要としていて、 植物は二価鉄を得る為に光合成産物の一部を使用して調達する ということを記載した。 二価鉄は過剰症になりやすい ということも記載した。 二価鉄と言えば思い出すのが、 岐阜県の飛騨小坂にある巌立峡(がんだてきょう)だろう。 飛騨小坂の巌立峡 巌立峡とは火山の噴火により形成された溶岩流が川の風化作用によって削られてできた渓谷で、 現在も溶岩流...

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Soil & Geoロガーで現在地の土質と地質を調べよう

スマホのAndroid端末で現在地の土質と地質を簡単に知ることが出来ないか? とAndroidアプリの開発に挑戦してみた。 Go MobileでAndroidアプリの実行までを見てみる 最初はGo Mobileで開発しようとしたけれども、 Go Mobileはアニメーションが主体で、ボタンを設置するという簡単なアプリには今のところ不向きということで、 HTML5のService WorkerとIndexed Databaseを組み合わせて、 オフラインでも動作するWebアプリにし...

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続・栽培と畜産の未来のために補足

前回の続・栽培と畜産の未来のためにの続きで、 家畜糞 + 木質系の有機物 + イネ科緑肥で本来償却されるべき資源を有効活用することで、 焼却処分する有機物の量を減らしつつ、生産性を高めるような流れが出来たら良いな と記載した。 この話、 大事なことを忘れている。 それは、 緑肥を栽培するような土壌は、 連作等や施肥設計で無茶をした土壌であることが多いため、 カリ不足になっていることが多い。 あそこの畑がカリ不足 カリ不足なら家畜糞にふんだんに含まれているからなん...

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とある農村を変えたキノコたち

農文協の現代農業9月号の廃菌床の特集で紹介していただきました 現代農業9月号の原稿を作成している時、 キノコについてを色々と調べていたのだけれども、 その際に興味深い内容を聞いた。 クレジット:photolibrary 木質系の資材で堆肥を作りたければキノコ栽培から学べ リグニンの分解に関与する白色腐朽菌 キノコの栽培は貧困の村において外貨を稼ぐことが出来るようになった一つの産業だったらしい。 ここでいう貧困というのは特に目立った名産のない地域を指し、 ...

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硬いチャートの表面で土ができる

唐突だが、 スコリアという多孔質の塊 発泡している火山岩(玄武岩 or スコリア等)や 記憶の中では真砂土は白かった 全体は硬いけれども、部分的に脆い花崗岩であれば、 風化して土になるのはイメージしやすいけれども、 花崗岩から真砂土へ チャートという海の圧で固められ、 固まる時に二酸化ケイ素を集めて更に固い岩が風化するのはイメージが難しい。 話は変わって岩が土になる時に 最初に地衣類が岩肌について表面から削る...

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火山灰に含まれる粘土鉱物たち

写真:高アルカリ性の温泉から土を考える 先日、 肥料として売られている粘土鉱物の中に黒っぽい砂が入っているけれども、 この黒っぽい粒子は一体何なのだろう? という話題があった。 粘土鉱物肥料は2:1型の粘土鉱物で、 これらは火山灰が海に堆積して含水鉱物として変成したものである。 注目の資材、ベントナイトについて知ろう ブルカノ式火山の火山灰の土としてのポテンシャル 火山灰は玄武岩質から安山岩質と粘性が比較的低い火山から火山灰で形成されている。 玄武岩を磨く...

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P/T境界の露頭からわかること

] ※露頭の横にあった看板に記載されていた図 三和町莵原下のP/T境界の記事で 京都府福知山市の指定文化財であるP/T境界の露頭に到着したところまで記載した。 今回の話をする前に少しだけP/T境界について復習しておくと、 P/T境界というのは古生代のペルム紀と中生代の三畳紀の時代の境を指す。 地質学では時代境界は新たな生物種の誕生を指標にしていて、 この境界を堺に恐竜誕生以前(古生代)と恐竜誕生以降(中生代)に分けられる。 今回の境界の大きな特徴として、 ...

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三和町莵原下のP/T境界

メタンハイドレートと火山活動の記事で 恐竜が誕生する三畳紀という時代の前に、 史上最大の大量絶滅があったかもしれないということを記載した。 最大の大量絶滅の要因は色々と説があるけれども、 その中で最有力なものとして無酸素状態というものがある。 無酸素状態であったという記録は地層に刻まれていて、 P/T境界と呼ばれている。 ※読み方はP/Tでピーティー P-T境界 - Wikipedia この記録を自分の目で見てみたいと、 P/T境界のことを検索してみたら、 京都...

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メタンハイドレートと火山活動

好気性メタン資化性菌によるメタンの酸化の記事までで、 海底の底でメタンハイドレートが生成され蓄積したり、 空気中に放出されたメタンが酸素を消費して二酸化炭素へと変わることを見た。 これらを踏まえた上で、 やっと恐竜と石炭と酸素の話の続きをすることが出来る。 今までの話を簡単にまとめると、 ※上の図は地質時代 - Wikipediaより引用 古生代に石炭紀という時代があり、 この時代は巨大なシダが繁茂していたとされる。 巨大なシダが巨大になるに当たっての最...

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雨と川の作用で有機物が海底へ運ばれる

太古の国王も洪水に悩んでたんだってよ 大雨の最中や翌日に川を見ると、 混濁した水が流れている。 この水はどこに行くのか?と言えば、 もちろん下流から海へを流れる。 この混濁した水には何が含まれているのか?といえば、 上流にあった砂利とか土とかだろう。 土にだけ焦点を絞ってみると、 土壌のアルミニウムが腐植を守る 土といえば(粘土)鉱物と有機物で、 有機物と言えば炭素を含んだ化合物で糖とかタンパクとか それらが分解された時に発生する有機酸等も有機物...

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恐竜と石炭と酸素

今回の記事は地球について興味を持ち始めた駆け出しのペーペーが なんとなく思ったことを書いてみたものになるので、 内容の正誤は大目に見て暖かく見守っていてください。 恐竜好きな子は多いらしい。 ひょんなことから我が家でも恐竜についての話題が挙がることが多くなってきた。 良い機会なので恐竜についての本を読んでみることにした。 恐竜は個体差に依るけれども、 大きいもので10メートルを超える種というものが結構な数いる。 現在陸上で生息する生物で最も大きいものはゾウ...

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ミカンの木は砂地を好む?

ハウスミカン栽培の銅欠乏 前回、ハウスミカンの栽培条件を挙げた。 その中に水はけが良いところというものがあることを記載した。 これを踏まえ、興味深い話を聞いた。 興味深い話の前に今回のハウスミカンの栽培地の地質図を調べてみると、 20万分の1日本シームレス地質図 花崗岩質の深成岩で形成された山の標高の高い個所であった。 花崗岩が風化すればSiO2含有量が非常に高い真砂土という砂土になる。 花崗岩から真砂土へ SiO2というのは二酸化ケイ素のことで非常...

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ラドン温泉の北投石

昨年から温泉の仕組みにハマっていて、 温泉についてわかっていることをいくつか読んだ。 温泉の中にはラドン温泉というものがあり、 地下深くにある岩石内の放射性の鉱物が放射性崩壊を起こした際の熱エネルギーで温水になるものがある。 放射性の鉱物の放射性崩壊なので、温泉から放射能が検知される。 温泉によってはそれなりに被爆する量が放出されているものもあるらしい。 従来の温泉の理論では説明できなかった有馬温泉 浅川町付近にある温泉 これらの話を踏まえた上で本編 先...

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大震災の姿を残す野島断層

先日の淡路島での研修会の帰り道 淡路島のアイ・エス・フーズさんの社内研修で予防と緑肥の活用の話をしました ふとしたきっかけで北淡に行く機会が出来た。 北淡のインターを降りてすぐに野島断層という看板が目についた。 野島断層といえば天然記念物に認定された超有名な断層だ。 なぜ有名なのか?というと、 阪神・淡路大震災の地震が発生した時、 どのように地形が変化したのか?が当時のまま保存されているからで、 地震という自然現象が如何に強烈であるか?を体感出来る。 というわけで行...

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断層破砕帯を見に花折断層へ

京都と福井県の小浜を結ぶ鯖街道に行ってみた。 鯖街道というのは若狭湾(小浜)で水揚げされた鯖を京都まで運んだ街道のことで、 この街道は花折断層と呼ばれる右横ずれ断層を利用して作られたらしい。 今回行った場所は花折トンネルから朽木という地域までの間で、 上の地図でいうところのちょうど真ん中あたり。 なぜここに行きたかったか?というと、 商品詳細 - 3D地形図で歩く日本の活断層 - 創元社 先日の棚倉の2つの断層の時にも挙がった上記の本で、 ...

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川に落ちている石を頼りに肥料の鉱山を探す

株式会社誠文堂新光社 / 日本の石ころ標本箱 日本の各川で何の石があるか?が記載された本がある。 最近ちょくちょく行くようになった仙台にはどんな土があるのだろう? と宮城県のページをめくってみたら、 仙台市の名取川というところで、 株式会社誠文堂新光社 / 日本の石ころ標本箱 44ページ モルデン沸石ことゼオライトが採石できるらしい。 ゼオライトといえば土壌改良の効果が高いとされる粘土鉱物の一種で、 ホームセンターの肥料売り場でも売られていることがあるらしい。...

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花崗岩が崩れ土になっていく

棚倉構造線の棚倉西断層 棚倉の西断層より西側に山本公園というところがあり、 この公園には川があって、 川の横にはキャンプ場がある。 この川に訪れた時、 崖の一部が崩れ、崖付近には近寄れなくなっていた。 この崖の個所の地質を先に調べておくと、 20万分の1日本シームレス地質図 崖崩れが発生していた個所(ピンの右側)は花崗岩質の深成岩となっている。 五代松鍾乳洞横にあったスカルン鉱床 崖崩れ個所には近寄れないが、 ...

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浅川町付近にある温泉

美味しいコメを求めて福島県の浅川町へと小松寅吉の飛び狛犬様と福貴作石の記事で福島県石川郡にある浅川町を訪れた。 美味しい米が収穫できる個所もありつつ、 ツアーを組まれる程の魅力のある狛犬様がいるわけだけれども、 浅川町付近には何らかの品評会で優秀な成績を収めた温泉がある。 帰宅後、浅川町付近にある温泉で色々と調べてみて、 特に目を引いたものをピックアップしてみると… とその前に 浅川町の位置を再度確認してみると、 20万分の1日本シームレス地質図 先日紹...

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小松寅吉の飛び狛犬様と福貴作石

美味しいコメを求めて福島県の浅川町へ 先日美味しい米を求めて、福島県にある浅川町というところを訪れた。 この浅川町というのが福島県の白河市に隣接したところに位置している。 この白河一帯で興味深い文化遺産?があり、 その手のマニアにとっては一日あっても足りない地域であるらしい。 というわけで、 文化遺産を案内していただいた。 記憶が正しければ、訪れたのが 神宮寺の横にある鹿島神社というところで、 鳥居をくぐり、階段を登った先に ...

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美味しいコメを求めて福島県の浅川町へ

棚倉東断層の強アルカリ温泉 前回までの棚倉構造線の断層の話で福島県に訪れたわけだけれども、 棚倉西断層と東断層を見ることが福島を訪れた主の目的ではなく、 棚倉から北に10km程離れた浅川町というところに行くことが主の目的だった。 話の発端は、知人の出身である浅川町で局所的ではあるが、 非常に美味しいコメが収穫できる地域があるという話題が挙がった。 昨年出会った小滝のコメのことを伝えた後、 浅川町のコメが美味しいところの地質を確認してみたら、 興味深い地形に...

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棚倉東断層の強アルカリ温泉

前回の記事で棚倉構造線に訪れた内容を記載した。 棚倉構造線の棚倉西断層 棚倉構造線には棚倉西断層と東断層があり、 20万分の1日本シームレス地質図 日本の長い断層が並行に並んでいる。 北方の棚倉町からこの地域に入り、 南に向かって移動していたわけだけれども、 諸事情により矢祭というちょうど真ん中あたりで西断層から更に西に向かうためにこの地域から抜けた。 ここからは事前に読んでいた本の内容になるけれども、 商品詳細 - 3D地形図で歩く日本の活断層...

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棚倉構造線の棚倉西断層

福島県の棚倉町に行った。 仕事で福島県のある地域に行く機会があり、 仕事終わりに棚倉へ行けるように調節していただき、 念願の棚倉町へ行けた。 棚倉町公式ホームページ なぜ念願の棚倉町かというと、 棚倉と聞いてピンとくる人もいるかもしれない。 そう! ※図:商品詳細 - 3D地形図で歩く日本の活断層 - 創元社 37ページより引用 ナウマン氏が発見したフォッサマグナで 今のところフォッサマグナの東の境界だと考えられているのが 棚倉構造線というわけで、 ...

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川が教えてくれること

近所の川に行ったら、 白い綺麗な石が落ちていた。 この石に特徴的な黒い斑晶(はんしょう)が少量あるので、 これはおそらく深成岩の花崗岩だと判断して良いだろう。 岩石が教えてくれる この場所は 20万分の1日本シームレス地質図 この川の場所がちょうど花崗岩のところを位置し、 川の東側は山である。 比叡山山頂から大文字山を見る 今回の白い石は山からの落石かな? やはり川というものは周囲の環境を教えてくれるのだろうなと。 関連...

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苗場山麓植物民俗事典

昨年の初秋頃、栽培の師のことを記載した記事をきっかけとして、 長野県栄村小滝集落に行く機会がありました。 そこで出会ったものは 台風でも倒伏しないイネ 台風でも倒伏しにくく、 食味スコアが抜群に高い高品質なコメでした。 この地域のコメのことをより深く知ることができれば、 他地域での作業性や品質の向上に繋がり、 主食のコメが盛り上がれば、社会が良くなると確信している。 この小滝集落というのが、 苗場山麓ジオパークという地質の保全地域且つ教材として...

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京都東山から流れる川

京都の銀閣寺付近にある哲学の道というところに 2つの川が交差する個所がある。 唐突だけれども、 この個所に行ってみることにする。 該当の個所についた。 白いガードレールで囲まれているところが北の比叡山方向から流れている白川で、 右側から左側に流れるのが白川疎水路(琵琶湖疏水)という人工の川となっている。 琵琶湖疏水 - Wikipedia 上の写真で右端のところに行ってみると 白川疎水路が白いガードレールで区切られた白川の下を通り、 ...

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比叡山の山頂付近にあった大きな岩

比叡山山頂から大文字山を見る 前回の話は、 京都の東側にある比叡山と大文字山は風化しやすい花崗岩の個所が削られ、 風化しにくいホルンフェルスの個所が残ったためにできた山 という話題の元、 どちらの山も近所なので、 比叡山の山頂に行ってみた。 今回の記事の最初の写真は 比叡山の山頂にある展望台から見た景色になる。 hr 比叡山の山頂にはガーデンミュージアム比叡という庭園があり、 庭園ということで大きな岩もところどころ配置されている。 その配置されている岩とい...

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比叡山山頂から大文字山を見る

先日のブラタモリの内容が京都の東山だった。 NHKドキュメンタリー - ブラタモリ「#102 京都・東山」 この放送中に京都市内の東側にある大文字山や比叡山の成り立ちの説明があり、 まさに京都のランドマーク、比叡山と大文字山。なぜこの2つの山が目立って美しいのでしょうか。実はおよそ9000万年前、この地にマグマが上昇。両側の地質はマグマの高熱により硬いホルンフェルスに。マグマ自体は冷えて固まり花崗岩に。 #ブラタモリ #実況ツイートhttps://t.co/vAStfHelly...

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太古の植物たちのもつ熱量

石炭と 石炭の燃えかすを見る機会があった。 石炭は燃える石として扱われる生物由来の鉱物だけれども、 上質な炭であるわけだから燃えかすは残る。 石炭の所々に白い模様があるので、 このあたりのものがアッシュ(灰分)なのだろう。 灰分ということで、 この残ったカスは植物の体内にあったミネラル(金属)が大半ということになるはず。 I-W系列と各微量要素 さて、 石炭と燃えかすを見たせっかくの機会なので、 石炭について触れてみることにしよう。 とはいって...

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京都府の石、桜石

昨年、大阪市立自然史博物館で鉱物展が開催されていたので行った時のこと、 各都道府県の石という展示があった。 菱苦土石と呼ばれる鉱物 京都府の石を見てみると亀岡の桜石というものだった。 日本地質学会 - 県の石リスト(確定版) この桜石を見た後、亀岡のどこだろう?と早速調べてみて、 良く行く場所の近くの寺であることがわかった。 近くというのはなかなか訪れないもので、 先日、ふと件の場所に行ってみたくなって行ってきた。 何故行きたくなったか?というのは後ほど ...

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蛇紋岩とニッケル

最近、再び蛇紋岩の話題が挙がる。 (玄武洞ミュージアムで撮影) 蛇紋岩で出来た山が近くにある田んぼ 蛇紋岩があるところといえば超苦鉄質岩に区分され、 読んで字のごとく苦土(マグネシウム)と鉄を多く含んでいる。 蛇紋岩地植物群 葉緑素の合成で苦土と同じぐらい大事なものは? 苦土と鉄を多く含んでいるということは、 栽培で大事な要素をふんだんに含んでいるのでとても良いじゃないか! ということになるけれども、 土壌の専門家は蛇紋岩の地質を良くは思わないらしい。 ...

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リグニン合成と関与する多くの金属たち

最近、植物にとっての病気とは何なのだろう?と 微生物や酵素の事が記載されているものを再び読むようになった。 そのキッカケとなったのが、下記の記事であるわけで、 I-W系列と各微量要素 生物の誕生は地球にある物質を元であるならば、 生物の基盤は石(鉱物)である。 生物が獲得した便利な機能も当然鉱物由来であって、 病原菌(感染して発病の要因となる菌)の攻撃も鉱物由来であって、 感染された生物の防御も鉱物由来である。 植物の細胞壁には病原菌が体内に侵入してきた際に菌の...

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崩れてもなお硬い小石たち

開聞岳から降ってきた恵みまでの記事で 九州南部にある開聞岳の麓に近づけば近づく程、 畑の土壌には小石が増えていく という内容を記載した。 開聞岳周辺の土質は未熟黒ボク土という分類になっている。 小石が多くて、トラクタの刃がすぐに消耗してしまうので、栽培は非常に厄介らしい。 それを踏まえた上で今回の話に入る。 開聞岳周辺の土壌の小石は開聞岳の火砕物であると判断しても良いはずで、 開聞岳自体がおそらく安山岩質であるはずだから、 火砕物も安山岩質であると見て良いはず。 ...

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開聞岳から降ってきた恵み

開聞岳付近の未熟黒ボク土で開聞岳付近の畑の土を見た。 見ての通り、小石が非常に多い土質となっていて、 分類的には未熟黒ボク土という括りになっている。 山に近ければ近いほど小石の量が多くなるので、 これはおそらく火山の噴火の際に大きめの火砕物程近くに落ちたという解釈で良いだろう。 火山砕屑物 - Wikipedia これらの話を踏まえ、 一番知りたいことと言えば、開聞岳の火山の粘性だろう。 玄武岩を磨くと中は黒でした というわけで調べてみた。 /**...

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開聞岳付近の未熟黒ボク土

鹿児島県の南にある開聞岳付近の畑に訪れる機会があった。 開聞岳付近の土壌は石がゴロゴロしてトラクタで耕すと、すぐに摩耗するという。 土を見てみると、 確かに小石が非常に多い土だった。 いつもの通り、土質と地質を確認してみると、 日本土壌インベントリー 日本土壌インベントリー 訪れた地域は未熟黒ボクか未熟土とどちらも未熟という文字が目立つ。 地質を見てみると、 20万分の1日本シームレス地質図 噴火の際に堆積したもので形成され...

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日本三景松島

日本三景の一つである宮城県の松島に行った。 日本三景 - Wikipedia 上の写真ではわかりにくいけれども、 松島は小島がたくさんある。 地図で見ると、 典型的なリアス式海岸の地形となっている。 リアス式海岸というのは、ここにもともと深い谷があったのだろうか? 深い谷が沈降して谷に海水が入り込み入江が形成される。 海水の作用によって元々山であった箇所が侵食され小島へと変化する。 リアス式海岸 - Wikipedia 独特な地形に訪れたら、 とりあ...

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南あわじの白っぽい粘土質の水田

淡路島のアイ・エス・フーズさん主催の勉強会に呼ばれ肥料の話をしましたで兵庫県の淡路島の南側に位置する南あわじ市に訪れた。 せっかくの機会なので、土の写真を撮影して、土質図、地質図と照らし合わせてみる。 この写真はどちらかというと粘土時の箇所。 粒子が細かくて白い。 撮影した箇所の土質を確認すると、 日本土壌インベントリー 典型漂白化低地水田土、もしくは中粒質普通低地水田土あたりの低地水田土という名前が表示された。 低地水田土を確認してみると、 ...

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有馬温泉名物の炭酸せんべい

元祖 三津森本舗 有馬温泉のお土産として炭酸せんべいというものがある。 この炭酸せんべいは小麦粉、砂糖、でんぷん、食塩、重曹などに、温泉の炭酸泉水を加えて型を用いて焼き上げたもの。 炭酸せんべい - Wikipedia 温泉の炭酸泉水というのは、 有馬温泉街で最も標高の高い位置にある冷泉の泉源で、 温泉街では銀泉と呼ばれる無色透明な冷泉となる。 無色透明ということは金泉特有の茶色い色が少ないということで、 茶色の要素である酸化鉄が少ないことになる。...

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化石海水型の温泉

前回の従来の温泉の理論では説明できなかった有馬温泉で 温泉の成り立ちについてざっくりとまとめた上で、 有馬温泉の成り立ちが長い間謎であったことがわかった。 それを踏まえた上で今回の話を始めるとして、 有馬温泉街の案内センターに立ち寄った時のこと 建物内に有馬温泉の科学的なことが紹介されていた。 そこに記載されていた内容は温泉と地球科学 ナカニシヤ出版の最終章の有馬温泉の抜粋であった。 有馬温泉は非火山性温泉の化石海水型という分類に当てはまる。 化石海水型というのは、 ...

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従来の温泉の理論では説明できなかった有馬温泉

有馬温泉の湯には何が溶けているか?の続きを書く前に 何故温泉の事を知りたいか?という事を改めて書いておきたい。 温泉に入浴する前に成分が記載された表を見る機会が多い。 その表には様々なイオンの量と説明が記載されている。 説明に記載されている各種イオンは、 あるものは植物にとって有益で、 あるものは植物にとって有害であって、 温泉が自噴している場合、 泉源の川下にある土地で生育している植物に何らかの影響を与える。 つまるところ、 20万分の1日本シームレ...

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有馬温泉の湯には何が溶けているか?

前回の有馬温泉に行ってきたでは、有馬温泉に行ってきた報告は書いたけど、 有馬温泉で実際に見たものは用水路の水と赤い土のみだった。 というわけで、 今回は有馬温泉街で見たことの詳細を紹介する。 実際に物質の分析をしたわけではないので、 ブラタモリの有馬の回を参考に物事を当てていく。 NHKドキュメンタリー - ブラタモリ「#97 有馬温泉」 はじめに冒頭の写真にある天神泉源の左端にあるバルブを注目してみると、 バルブに白い結晶が付着している。 これは有馬温...

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有馬温泉に行ってきた

先日、兵庫県神戸市にある有馬温泉に行ってきた。 有馬温泉といえば、関西屈指の温泉街である。 何故行ってきたか?といえば、 先日、NHKのブラタモリで有馬温泉特集があったから という理由もあるのだけれども、 NHKドキュメンタリー - ブラタモリ「#97 有馬温泉」 これはあくまでキッカケで、 話は昨年の中央構造線まで遡る。 大鹿村の中央構造線安康露頭 中央構造線の有名な露頭がある大鹿村には鹿塩温泉というところがある。 鹿塩温泉 - Wikipe...

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