PC2300321


おそらく今年の台風21号で倒れてしまった木だろう。

安全を考慮して地上部は切り落とされている。


この木に近づいて見てみると、


PC2300322


PC2300331


強靭であった根がばっさりと切れていた。


PC230033


根の内部に土が入り込んで、

おそらく湿気も内部にあるだろう。


ここでは有機物の分解が始まっているはずで、

今まで炭素の固定をしていた木が炭素を放出する側に回ってしまっている。


大気中の二酸化炭素の増加によって大型台風を誘発しているという説に基づくと

大型台風は更なる炭素の放出を誘導して、

まるで台風の大型化は台風自身が行っているように見えてくる。

大気中の温室効果ガスを減らしたい


それにしても


PC2300321


根元の掘り上げた土にもう草が生え始めているのを見ると、

草はタフだなと思えてくる。


関連記事

三和町莵原下のP/T境界

光合成速度の高い植物はどこにいる?